妊活の参考に。アーユルヴェーダによる妊娠に向けた体づくりに必要な6つのこと

健康情報
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こんにちは、ナナです。

沖縄県が主催する不妊講演会に、今回はじめて参加してきました。
講演内容は、妊娠に向けた身体づくりをするための食事と日常生活について、アーユルヴェーダとヨガに基づいた内容です。

とても分かりやすく勉強になったので、今回はその講演内容をまとめてみました。

※妊活に関してはいろいろな見解があり、ここで紹介することがすべて正解ということではなく、妊活の参考にしていただけたら幸いです。

妊娠に向けた身体づくり〜食事と日常生活

正しい情報を選ぶ

現在、不妊に良いとされる内容の情報が溢れています。
その中から正しい情報を選ぶにはどうしたら良いのか。先生が目安にしているのは、10年、100年、1000年と歴史のある情報であるかという点だそうです。
長い歴史があると信憑性がありますよね。

アーユルヴェーダは、5000年の歴史があり、WHOに認められた世界最古の医学だそうです。そのアーユルヴェーダの古典書にある、妊娠に向けた身体づくりに良いとされる内容が今回の講演内容です。

1.規則正しい生活


基本中の基本ですが、アーユルヴェーダでは妊娠に向けた体づくりに必要なこととして「規則正しい生活」をあげています。その具体的な内容は以下の3つです。

  1. 早朝起床:アーユルヴェーダでは、日の出前に起床し朝日のエネルギーを浴びると良いとされています。季節によって日の出の時間帯は違うので、それに合わせて起床すると良いでしょう。
  2. 食事の時間を決める:朝昼晩の食事時間はバラバラではなく、毎日できるだけ同じ時間にとるようにしましょう。(朝8時、昼12時、夜18時など)
  3. 早めの就寝:日が変わる前には就寝します。できれば22時〜23時までには寝るようにしましょう。

お仕事が忙しいと、規則正しい生活が難しかったりしますよね。シフトで夜勤の場合など、早寝早起きが規則正しくできない方は、せめて「2.食事の時間は決める」を実践するといいそうです。

2.ヨーガを生活に取り入れる


ヨーガとアーユルヴェーダは同じ根っこから生まれたもで、ヨーガの方が歴史は古いそうです。

アーユルヴェーダでは、「体」と「心」と「魂」の3つが健康ではじめて健康とされています。
大きく分けるとアーユルヴェーダは「体」、ヨーガは「心」と「魂」を健康にするので、ヨーガを生活に取り入れることは大切だそうです。

また、夏は30分、冬は45〜60分のウォーキングを取り入れるとさらに良いそうです。

3.生理中の過ごし方に気をつける

生理中は、「体を休める」「リラックス」することがとても大切だそうです。
デトックス期間だと思い、がっつり運動してました。。。

本当は、仕事も何もしない方がいいらしいですが、なかなかそうもいきませんよね。
お付き合いがある場合は、二次会を控えたり、体を動かすことを控えたり意識して、できるだけリラックスに徹した方がいいそうです。

※生理中はヨーガもしない方がいいそうです

4.自然の衝動を抑えない

排便、排尿、おなら、喉の渇き、空腹、睡眠。生きている上で、どうしても出てくるこれら自然の衝動は、人前であったり時間のタイミングでどうしても我慢してしまいます。

アーユルヴェーダではこれら自然の衝動は抑えないことが大切だといっています。

おならなどは、我慢せずトイレでするのがよいなとか個人的には感じました。

5.性行為について

性行為は、22時までにすること。
そして早めに夕食は食べ、消化されてから行うと良いそうです。

また、季節によってオススメな回数も違うそうで、

  • 夏は半月に1回
  • 冬は体力に応じて何回でも(毎日でも良い)
  • 春・秋は3日に1回

だそうです。

6.有益な食べ物


アーユルヴェーダで妊娠に良いとされている食べ物を紹介します。

  • 生姜:精力剤、消化剤、呼吸困難、咳、痛み、リウマチ、便秘、むくみ
  • 牛乳:強壮剤、強精剤、アンチエイジング(※低温殺菌・無調整のもの)
  • はちみつ:血液循環によい、脂肪を削る(※非加熱のもの)
  • 岩塩:強精剤、生殖器によい、消化増進(最も優れた塩とされています)
  • ぶどう:強精剤、強壮剤(※黒いぶどうで種あり。赤ワインや干しぶどうでもよい。皮は剥いてよい。)
  • にんにく:強精剤、強壮剤、便秘、消化不良、熱、咳
  • (黒)ごま:強壮剤、女性性器の洗浄、皮膚、毛髪によい。
  • アーモンド:強精剤、滋養、神経、催下作用、利尿作用、老化防止(1日5粒くらい目安)
  • アロエ:強壮剤、女性器を蘇らせる、更年期、解毒剤(Aloevera 1日に生のもの小さじ1〜2杯)
    ※調べてみると、アロエには子宮収縮作用や緩下作用があるそうです。妊娠の可能性がある場合は控えた方がよさそうです。
  • サフラン:女性器系を活性化、妊娠後は取らない方がいい(1日に雌しべ10〜15本)
    ※サフランには子宮の動きを活発にする働きがあり、妊娠の可能性がある場合は控えた方がよいそうです。

これら食べ物は、たくさん取ればいいというものではないそうです。
自分に合った適量をとることが大切です。

最後に

「妊娠しやすい体にするには、どうしたらいいですか」という質問に「今日教えた内容を実行することです」と講師の先生は答えていました。
そして、実行しても続かないと意味がないので、少しづつ生活に取り入れて、続けていけるようにすることが大切だとおっしゃていました。

今回の講習会の内容は、どの体質の方にも合った内容なので、妊活に励んでいる方々はぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。