こんにちは。ハチです。
男たるものいい色落ちのジーンズを1本は持っておきたいところ、
いろいろ悩んで選んだジーンズがこちら「pure blue japan製ディープインディゴ レギュラーストレート(xx-009)」です。
14ozオリジナルDEEP INDIGOセルヴィッチデニム レギュラーストレート -One washed-
このモデルのデニム生地は、たて・よこ両方にインディゴでロープ染色された糸を使用して織りあげています。
たて糸は<XX-003〜005>に使用しているものと同じ当社オリジナルの自信作です。よこ糸には濃度の異なるインディゴ糸を使用しています。
デコボコ・ザラザラの風合いはそのままで表面にかすかにのぞく横糸により、とても深いインディゴカラーになっています。
また、その深いカラーを消さないようにステッチは黒と紺を使用し、ポケットの袋布も黒のミニヘリンボーンを使用しています。
はじめから色落ちをしているジーンズではなく、自分で色落ちを楽しみたいということで、よこ糸までインディゴ糸を使用しているこのディープインディゴシリーズを選びました。
通常のジーンズはよこ糸は白で、裏返したときに白い糸が見えるのですが、こちらのxx-009は裏返すと、下の写真のように、裏側までインディゴカラーです。
表からみてもよこ糸の白が隙間から見えないので、とても深いインディコカラーです。
まさに「ディープインディコブルー」という名前にふさわしい面構えです。
セルビッチも青色でかっこいいです。
フロントはボタンフライで、ボタンの形の色落ちが期待できます。
後ろのポケットには、かわいい葉っぱの刺繍が入っています。
後ろポケットには隠しリベットも打たれていて、強度も十分というところでしょうか。
パッチはレザーでできており、こちらも履き込むほどにいい風合いになりそうです。
で、細かいですが、職人さんがジーンズを染めているところをモチーフにしたのだと思いますが、
「これじゃあ、後染めジーンズじゃん!!」ってツッコミたくなります。
絵的には、布を染めているより、ジーンズ染めているほうが絵になるからだと思いますが、これでは後染めでは、、、、、、
生地の感じですが、正直初めて触ったとき
「これ不良品じゃん!」
って思いました。下の写真を見れもらうとよくわかると思うのですが、かなり糸の太さにムラがあります。
さらに拡大した下の写真を見てもらうとよくわかると思います。
メーカーさんがいうところの「デコボコ・ザラザラの風合い」という部分は糸のムラのことかと思われます。ここは好みが大きく分かれるところ、均一な糸による生地が好みの方はこのジーンズはやめた方が良いと思います。
で、実際に10ヶ月ほど履き込むと下の写真のような色落ちになります。
糸の太さにムラがあるため、「点落ち」という色落ちをするようです。
まとめ
超個人的な採点ですが、このpure blue japan製ディープインディゴ レギュラーストレート(xx-009)の点数は100点満点中、
73点です。微妙な点数です。
やはり糸のムラがどうしても、自分的にはクオリティーの低い生地に見えてしまいます。
ユニクロのセルビッチ付きジーンズとくらべると、ユニクロの方が高級生地に感じてしまいます。
また、xx-009は14オンスということらしいのですが、糸のムラによるところかわかりませんが、他社の14オンスにくらべるととても重く固いイメージです。体感的には16オンス!?
そして私的に一番の減点ポイントがこちら!
よこ糸にも色がついているため、白い靴などを履くとこすれて、靴にもいろがついてしまいます!
こすれる部分の色落ちが落ち着くまでは、色の薄い靴は履かないことをお勧めします。
あと、革パッチの職人さんが後染めしているイラストでマイナス2点と行った感じです。
もちろん、良いところも多く、ヴィンテージ的な細かな部分はかなり評価できると思います。
好みも分かれると思いますが、糸のムラによる「点落ち」も「たて落ち」とはまた違った風合いで、pure blue japanならではといった感じです。
点落ちによる荒々しい色落ちの男のジーンズをお探しの方にはオススメです!
※ただし、実際に実物の生地をよくご覧になって購入することをお勧めします。